何度も不愉快な思いをした時…もうこれ以上は耐えられない!と感じたとき…果たしてこの言葉を英語で何というか知っていますか?
一番身近な言葉は『Stop it!』ですが、実はこの他にもたくさんこの言葉を表すフレーズはあります。
あまり登場してほしくないフレーズですが、知っておく価値はありですよ♪
今回は英語での「いい加減にして!」の表現方法を学んでいきましょう!
スポンサーリンク
★『いい加減にして!』の言い方10通り!
1. Come on!
ちょっと!(おい!)いい加減にしてよ!
2. Stop it!
もうやめて!
3. Cut it off! / Cut it out!
いい加減やめなさい!/いい加減にしなさい!「(子どもに使うことが多い)
4. Nocked it off!
いい加減やめなさい!/いい加減にしなさい!(子どもに使うことが多い)
5. Big NO! (子どもに使うことが多い)
絶対にダメ!
6. That’s enough!(Enough!)/Big enough!
もう~~~充分だ!いい加減にしてくれ!
7. I’m disgusting!
もう、うんざり!いい加減にしてほしい。
8. Give me a break.
もういい加減にしてよ…
9. That’s annoying!
本当に嫌!イライラするからやめて!
10. I can’t stand it anymore!
もう耐えられない!
★「いい加減にして(しなさい)!」の英語のシーン別の使い方
「いい加減にしてほしい」を端的かつストレートに相手に伝える表現
[ul]Come on!
Stop it![/ul]
この二つのフレーズが頭にすぐ思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?上文にも記載した通り、この2つフレーズは相手に「いい加減にして!」という表現をすごく端的な言葉で伝えられるフレーズです。
とても端的なフレーズなので、尖った印象がある表現となります。
ビジネスシーンや、あまり親しくない間柄の人に容易に使うのは、絶対に避けましょう。
子どもや年の離れた年下の人たちに使う表現
[ul]Cut it off! / Cut it out!
Nocked it off!
Big NO![/ul]
この3つのフレーズは、自分と同じ年の人たちや、目上の人たちには使用しない表現です。
主に、小さな子供や、妹・弟など、自分より年下の後輩など、「~しなさい」と言える存在に使います。
部屋を散らかしっぱなしにしている状況に対してや、何度言ってもやめないいたずら、また宿題をやらない、わがままを言い続ける…など、幼い振る舞いをしている相手に使います。
逆に、恋人関係や親子・夫婦関係、また上司や同僚などに使ってしまうと、相手は自分をバカにされたような感覚になり、不快感を与えてしまう恐れがありますので、使用状況をしっかり考えて使いましょう。
日本では、夫婦や恋人などで自分より年上の人に対しても「~しなさい」と言ったりすることもあるかと思いますが、欧米ではタブーな発言です。
オールマイティにどんな場面でも使える「いい加減にして!」の代表的な表現
[ul]That’s enough! (Enough!)/Big enough![/ul]
上記のフレーズは、映画や欧米のドラマ番組などに実によく出てくる「いい加減にして!」フレーズです。
プライベートでも、ビジネスの場面でも、友人・知人・恋人・家族・上司・同僚、とにかく全てのタイプの人たちにオールマイティに使用できるフレーズです。
That’s enough! という表現は、Enough! と全く同じニュアンスで使用されています。
「もうやめてくれ(やめて)。」「もう充分でしょ!」など相手にその行為や言動をすぐに止めてほしいときに使います。
Big enough! に関しては、That’s enough! やEnough! を強調する形で、とんでもなく我慢ができない状況であったり、That’s enough! やEnough!を先に伝えておいたのに、それでも嫌な状況を続ける相手に対して、改めて「いい加減にして!」と伝えるフレーズとなります。
「いい加減にして!」に「うんざりしている」という気持ちが加わったときの表現
[ul]I’m disgusting!
Give me a break.[/ul]
このフレーズは、単に「いい加減にして!」だけではなく、「もううんざり…本当にもうやめて(やめてくれ)…」というニュアンスを含むフレーズです。
怒りに任せて伝えるだけでなく、相手がしてくる行動や言動にげんなりしていたり、呆れていたり、がっかりしているようなニュアンスを相手に伝えるときに最適なフレーズになります。
使い方としては、単独で使用するだけでなく、That’s enough! I’m disgusting! の、ようなフレーズにすると、相手にその時の気持ちが伝わりやすくなるので、悪化している状況打破には効果てきめん…かも?笑。
「いい加減にして!」に加えて「もう耐えられない」という表現
[ul]That’s annoying!
I can’t stand it anymore![/ul]
このフレーズは、「イライラする!」や「もう我慢できない!」という意味で覚えていらっしゃる方も多いと思います。
その意味に加えて、相手にある行動や言動を止めてほしいときにも「いい加減にして」というニュアンスでも使用することができます。
更に相手に気持ちを伝える効果を高めるために、例えば、Stop it! I can’t stand it anymore! などと、これまでにご紹介したフレーズと組み合わせて使用するのが良いでしょう。
スポンサーリンク
★<Enough! が使われているリアルな例文を紹介>
Shrek Episode1より
ドンキー
ぼく、今夜はどこで眠ればいいの?
シュレック
外に決まっているだろう!
ドンキー
ああ、そうだよね…。君の言う通りだよ、ぼくはきみのことよく知らないし、きみだってぼくのこと、よく知らないしさ…、だから外で寝るっていうのが一番いいことだよね…。
シュレック
そうだ、じゃ、外に行ってくれ。おやすみ。
ドンキー
Sit by myself outside, I guess. I'm all alone, there's no one here beside me.
この半分に壊れているドア、本当に素敵だよね。ぼく、ロバだからずっと外にいるんだ。一人でずっとね、たぶん。一人でお座りもできるしさ、たぶんね。僕はずーっとひとりなんだ、となりには誰もいないんだよね。
シュレック
そうだろうね。俺は外に出ていろと言ったはずなんだが。
ドンキー
ぼく、外にいるじゃん。ねぇ、ここって誰もいない、とっても遠い奥地にだよね、ぼくたちはどんな風に暮らしていくのがいいのかな?こんな風ではなくて…わぁ!なんて素敵なベッドなんだ!
シュレック
おい!やめろ!
ドンキー
チーズもあるじゃないか。おえっ腐ってる。きみってゴードンなの?
シュレック
何でそれを?もういい加減にしてくれ!俺の家で何をしているんだ?
ドンキー
おいおいおい…死んだ生き物がテーブルの上で串刺しにされてるよ!
シュレック
どうしろって言うんだ。ああ、俺のベッドが…。
ドンキー
え?
シュレック
俺は沼地に住んでいるんだ。標識だってあるだろ。俺はとんでもなく恐ろしい獣なんだ!どうすれば静かで穏やかな俺の暮らしが守れるんだ?