「もう、イライラするなあ!」を英語で言いたいとき、あなたなら何て言いますか?
I’m irritatedを学校で習ったよ、って人、多いと思います。
でも、実はそれ以外にも言い方はたくさんあるって知っていましたか?
この記事では、数ある言い方の中でも外国人とコミュニケーションをとる時に絶対使える「イライラする!」の英語での言い方6パターンとその使い方を解説します。
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イライラする!の英語での言い方6通り!
1. A bugs B
bug(虫)が周りをうろうろするように、気が散ってイライラすること。
2. be cranky
気難しい、不機嫌な感じ。朝の寝起きが悪い人とか。
3. be frustrated
うまくいかなくてもやもやして、ストレスが溜まるってニュアンス。
4. be irritated
一般的な言い方で、どんなシーンでも使える。
5. be annoyed/A is annoying
ムカつくっていうニュアンスに近い。
6. be pissed/ A pisses B (off)
日本語で言う「キレる」のニュアンスに近い。
7. Pet peeve
人をイライラさせるもの・ことを表す名詞。
イライラする!の英語でのシーン別使い方
友達や恋人に使うとき
仲のいい相手
[ul]A bugs B
be cranky
be frustrated
be annoyed/A is annoying
pet peeve[/ul]
例)
The guy that I met on Tinder the other day, he’s been bugging me.
(ティンダーで出会った男、うっとうしくてイライラさせられっぱなしだよ。)
What’s wrong sweetheart, why are you so cranky today?
(あなたどうしたの、今日はずいぶんいらついてない?)
I hate when people come into my place without taking off their shoes. That’s my pet peeve.
(お客さんが靴を脱がずに家に上がるのは嫌だな。イライラしちゃうんだよ。)
そんなに仲がいいわけではない相手(同僚、クラスメイトなど)
[ul]A bugs B
be frustrated
be irritated[/ul]
例)
We should meet up at least once a week otherwise we cannot make it by the presentation day… Apparently we seem to be frustrated, we have to come up with a breakthrough.
(最低でも週1で集まるようにしないと、プレゼンテーションの日に間に合わないよ。。。みんな明らかにイライラしてるよね、何とかしないと。)
I’m sort of irritated by our prof though. He didn’t tell us anything about the paper till 2 weeks before the deadline!
(教授には正直イライラしてる。締め切りの2週間前まで論文の宿題があるなんてこと教えてくれなかったじゃない!)
ビジネスの場面や知らない人が相手の時
[ul]be frustrated
be irritated[/ul]
例)
Boss, I think we have to report this incident to our head office. I am so irritated with the unreliable words and attitudes of our client’s manager.
(ボス、この件を本社に報告したほうがいいと思うんです。我々の顧客のマネージャーのいうことや態度が信用できなくて、すごくいらいらしているんです。)
本気でイライラして、むかつく!っていう感情や怒りに近い時
[ul]be annoyed/A is annoying
be pissed/ A pisses B (off)[/ul]
例)
I think I should ask Jenna to stop flirting with my husband. I know they used to hang out, but she really pisses me off!
(ジェナにうちの旦那といちゃつくのやめてって言おうかなと思ってるんだよね。あの人たちが昔付き合っていたのは知ってるけど、彼女マジで腹立つんだもの!)
That guy is so annoying, he bumped into me and didn’t even say sorry!
(あの人ほんとに腹立つ、人にぶつかっておいてごめんなさいも言わなかったよ!)
日本の教科書では”be irritated”の表現が多く使われますが、どんなシーンでも使うことができる分少し硬い感じもします。砕けた表現で、海外ドラマや映画ではbugging, annoyingが使われていることが多いです。
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イライラする!が使われているリアルな例文をご紹介
ここでは実際にネイティブ同士の会話の中で、上で挙げた英語の表現が使われている場面を抜粋して翻訳・解説していきます。
【ドラマ「ギルモア・ガールズ A Year in the Life- Winter」より】
Lorerai
(ずっと思ってたんだけどさ…)
Rory
(ダメだよ。)
Lorerai
(クルージングにでも行けたらいいなあ、なんて思ってるんだよね!)
Rory
(ダメだってば!)
Lorerai
(そんな無理したらお尻にヒビ入っちゃうよね。)
Rory
(クルージングなんてだめだからね。)
Lorerai
(わかってるよ。)
Rory
(ルークとはうまくやってるの?)
Lorerai
(うん、何もかにもぜーんぶうまくいってるよ。私が彼をイライラさせちゃってキャビネットを組み立ててくれるくらいだからね。っていっても私の勝手な予想だけど。私たち、収納スペースが必要って彼言ってるし。)
I annoy himで「私が彼をイライラさせる」。自分たち二人の間には何も問題ないよと言っておきながら喧嘩していることをほのめかして皮肉っているので、これぞアメリカンジョーク!という感じですね。