英語でそんなところだという言い方を知っていますか?
日本語では、概ね相手の言っていることをまとめるとき、相づちをうつときによく使いますよね?
英語では、なかなかパッと出てこない表現かもしれません。むしろ使わなくても会話は出来るかもしれません。
でも、そんなところだという表現を知っていた方が、表現力が豊かになりますし、会話の幅が広がります。会話もスムーズにいくでしょう。
もう一歩英会話を上達させるために、必要な表現です。
この記事では、そんなところだという言い方6パターンとその使い方を解説します。
そんなところだの英語の言い方6通り!
1. Something like that
そのようなものだ
2. That’s about it
(端的に)そんなものだ。
3. Kind of
まぁ、そんなところ
4. More or less
大差なく、そんなところかな
5. Sounds about right
まぁ、妥当な線かな。
6.That sums it up
要点はそんなところだな
そんなところだの英語のシーン別の使い方
はっきりと理由を明確にしないとき
[ul]Something like that[/ul]Like that「そんな風に、そんな様な」という意味になるので、Something like thatで「まぁ、そんな感じ」となります。
相手に理由をきかれ、明確な返事を避けたいとき、はぐらかしたいときに使います。
Just like thatと言うと「まさにそんな感じ」と正反対な意味になります。
ミーティングなど話のまとめに
[ul]That’s about it.That sums it up.[/ul]
説明をまとめたり、要点を伝えたり、相手の話の内容に大体同意する場合に使います。
ビジネスでも日常会話でも使用できるフレーズなので大変便利です。
Yes, Noとも言い難いとき
[ul]Kind of.[/ul]会話の返答として非常によく使われるのがこのKind of.です。
一般的に「の種類、の一種」と言った意味になりますが、Kind of.と返答すると「まぁ、そんなところ」と曖昧な返答のフレーズになります。
例えば、友人からDo you love her?「彼女のことが好きなの?」と聞かれてKind of.「まぁ、そんなところなのかな」とちょっと濁した返事になります。
YesともNoとも返答しにくいときに利用しましょう。
大差がないことを伝えたいとき
[ul]More or less[/ul]曖昧な返答、理由を明確にしない返答として使われますが、複数の対象物が大差ないときに使用することがあります。
例えば、2種類の色のどちらが良いか聞かれたとき、More or less「(どちらも)大差ないかなぁ」という意味で使われます。
どちらも大して変わらないよというニュアンスが含まれます。
相手の言っていることがほぼ正しいとき
[ul]Sounds about right[/ul]Sounds「のようだ」 About「約」、Right「正解、正しい」という意味なので、直訳すると「ほぼ正解のようだ」となります。
相手の話が、ほぼ妥当な線であるときの相づちとして使われます。
そんなところだが使われてるリアルな例文を紹介
では、実際にそんなところだが使われるシーンを紹介します。
<ドラマ>フレンズ シーズン9 第12話
Rachel

聞いてよ、ジョーイ、モリーのこと。私、本当にあながた彼女につきまとわないで欲しいの。
Joey

どうして、ダメなの?
Rachel

なぜなら、私達良いベビーシッターを見つけるのに何ヶ月もかかったのよ。それで、分かるでしょ、彼女が辞めてしまうようなこと起きて欲しくないの。
Joey

そう、君は、俺が彼女と寝て、彼女に二度と連絡しないで、気まずいことになると思っているんだ。う~ん、まぁそんなところだな。